私の年末年始

掲載日:2019.01.08


明けましておめでとうございます。
2019年最初のコラムです。
みなさんはどのような年末年始を過ごされましたか?

私は初めて、紅白をチラリとも見ずに大晦日を過ごしました。
録画していた番組をのんびり観ながら、いつものように眠くなった時間
(21時半に眠くなりました!)に寝てしまいました。

元旦も(いつものように)目が覚めた時間に起き、いつもと違ったのは
猫に餌をあげてから私の朝食は取らずに初詣に行ったことです。

元旦の早朝、雪を踏みしめて静寂の中を詣でる気分はなかなか良いものです。
昨年の感謝と今年への感謝をお伝えしてきました。

帰って軽く朝食を取り、新聞に目を通し、
「遊んで」とねだる「サチ」と「こじ」と遊び(それぞれ喜ぶポイントが違う)、
それから、グループホームにいる母の顔を見に行きました。

母はあまり体調がすぐれない様子だったので、
元旦からお世話をしてくれている職員さんたちにお礼を伝え、
長居はせずに引き上げました。

その足で友人のところでランチです。
彼女は車椅子利用で、夏は電動車椅子で出かけられますが、
冬は雪の中を出かけることができません。

想像してみてください。
誰かの手を借りなければ一切外出ができない生活を。
何日も、何週間も、家から自由に出られない生活。

これだけいろいろなことが発達していて、
「そこまでは必要ないんじゃない?」と思うほど便利な機能も発明されている一方で、
雪国の障がい者は半年もの間外出ができず家にこもらざるを得ない
なんていう不便や不自由が見過ごされていいのかな?

誰か、この問題に真剣に取り組んでください~!!!

という気持ちはさておいて、
二人で憤ったり大笑いをしたり、3時間しゃべり通しました。

彼女は、できないことを嘆いているより、
やりたいことは何とか自分でできるようにならないかと
工夫し努力を重ね、結果、かなりなことをやってしまう人です。

というと「スーパー障がい者」のように聞こえるかもしれませんが、
適度に弱音を吐いて、時々泣いて、食べることの大好きなおばちゃんです。
そんな年下の彼女から、私は良い刺激を受けています。

こうして私の元旦はあっという間に終わりました。

週末の5日6日は、私が「この人は良い!」と思っている人が東京から来て、
札幌でワークショップをするので、それに参加する予定でした。
ということで、土日にセッションを希望している人たちを受けられないので、
私のクライアントさんたちのために4日をセッション日として設けました。

ということで、何の予定も入れていないお正月休みは2日と3日の2日間だけでした。

昨年後半くらいから、「哲学」に興味を持つようになりました。
これまでも無関係ではなかったと思いますが、
意識的に「もっと哲学に触れたい」と思うようになりました。

すると年末にご縁がつながった人と、そんな話になり、
「お正月休みにでも」と哲学書を2冊薦めてくれて、お借りすることになりました。
しかも2冊とも、私が興味を持っていた哲学者に関する著書でした。

「意図するとご縁がつながるのだな」と、私より一回り以上年下の彼とのご縁と、
「哲学に触れたい」という思いがつながったことに、不思議さを感じました。

そのようなわけで、お正月2日間は哲学書に取り組みましたが、
1冊しか読めませんでした。

今週から本格的に仕事を開始し、その上
今月はトレーニングのために2回も東京へ行くなど、
時間がいくらあっても足りそうもありません。
あと1冊はなかなか読む時間が取れなさそう・・・。

と、こんな年明けの私の1週間でした。

元旦から友だちの家に忘れ物をした私は、
今年もきっと忘れ物や失くし物を頻発する予感がします。

それは仕方ないとして、改めて今年やりたいことは、
*今一番やりたいと思っているセラピーのトレーニングコースに通い、
 これまで以上にクライアントさんの人生を応援できるようになること
*哲学に触れていくこと
*これまでの「親子関係」についで多かった「発達障害」「生きづらさ」に苦しんでいる人たちへの
 サポートの充実
それらを意識的にやっていきたいと思っています。

実はそれ以外にあと2つ、やりたいことがありますが、
このうちの1つがこれまたけっこう大変なことで、
やるとなったらまた自分を追い込んでやらなければなりません。

でも、やりたいんだよな~。。。

きつくても大変でも、きっと私はチャレンジするんだよな~。

その結果は年末にご報告ですな。
「やりました~!」って、報告したいな。

そんなところにいる2019年1月8日の私です。

あなたは今年どんなことをしてみたいですか?
あるいは、どのような自分でいたいでしょうか?

今年もよろしくお願いいたします。