疲れています
掲載日:2020.10.13
トラウマケアのトレーニングが10月22日から1週間の予定で始まります。
いつもなら新しい学びにワクワクするところですが、今回は始まる前から疲れています。
理由は、実際の対面トレーニングなら必要のなかった「ITを使った様々なこと」を
やりこなさなければならないからです。
トレーニングはzoomで行いますが、受講者が約40名の他に、
ブラジル人のトレーナー2人を含む「ティーチング・チーム」と呼ばれる
私たちの学びをサポートしてくれる人たちが30名以上いるのです。
総勢70人以上の人たちがzoom上に集まります。
単に講義を受けるだけなら何人いようが問題ありませんが、
そこで演習など様々なことが行われます。
そのため、zoomの様々な機能を使いこなせなければなりません。
事前の大人数でのzoom使い方の練習では様々なトラブルが起こりました。
事務局側も初めてのことなので仕方が無いとは思いますが、
とても疲れます。
そのため、「ティーチング・チーム」にはzoom専用の「テクニカル・スタッフ」
と呼ばれる人も3人加わることになりました。
それでも実際にやってみると思いもよらないトラブルが発生し、
思うように進めることができません。
その上に、メールではデータの容量が大きくて送りづらいということで、
Web上の格納システムに必要なデータや情報が乗せられることになり、
その格納システムも使いこなせるようになる必要が生じました。
概して心理系の人たちはITは苦手な人が多いと思います。
私も、ある程度のことはできますが、それでもここまで求められると疲れます。
直接会ってトレーニングを受けられていればこんな苦労はしなくて済んだのに、
と思うと、今さらながらコロナを恨めしく思います。
どんなことが起きても、「そこから何か良いことをつかみ取るぞ!」
「ただ大変なだけで済ませてなるものか!」と思う私としては、
今回このようにヘロヘロになりながらも、
「全く使うことの無かった脳のある部分を使わざるを得なくなって、
認知症の発症が2年くらい先送りされたな」と思うことにしました。
こうでも思わないとやっていられません。
しかし、それに加えて更に心配なことがあります。
午前中と夕方から夜にかけて合わせて8時間もパソコン画面を見続けるという日々が
1週間も続くという恐怖です。
zoomミーティングなどで3時間ほど画面を見ていただけで
目の奥が痛くなり頭痛がする私としては、
「8時間×1週間」が恐ろしく感じられてなりません。
普段は、まだ起きていない未来のことを案じたり不安を感じたりすることは
ほとんどない私ですが、今回だけは憂鬱な気分です。
ということで、受講する前から疲れ果てています。
トラウマケアの学びのはずなのに、そこでトラウマを抱えそう。
何とか乗り切れることを願うばかりです。