5月病でなくても、心と体、疲れていませんか?

掲載日:2018.05.01


先々週金曜の夜中に鋭い痛みを足に感じて、何度も目を覚ましました。
翌日、痛みを感じた膝の内側の部分がヒリヒリキリキリ痛みます。
ネットで調べてみると、どうやら帯状疱疹の初期のようです。

何十年も前に一度、帯状疱疹になったことがあります。
その頃はストレスいっぱいの中で仕事を頑張っていました。
「あんな痛みが再発か!」と思った瞬間に、体が縮み上がります。

でも最近の私はイヤなことはほとんどしていません。
ストレスなんて申し訳ないほど無い、充実した満足感のある毎日を過ごしています。
「そんな私が何で帯状疱疹に?」と不思議に思いました。

思い当たるとしたら、その週に2泊3日で参加した湯河原での合宿くらいかな~?
火曜の朝イチの飛行機で東京へ飛び、湯河原の合宿所へ直行し、
そこから2泊3日の濃い~合宿に身を投じ、木曜の最終便で帰ってきました。

行く前には、少し体調を崩した母のところへ行ったり、
合宿期間分の仕事を前倒しでしたりなど、
留守中の細かいあれこれがちょっと詰まっていた程度です。

まあ、疲れていないとは言えない程度の疲れはあったかもしれません。
でも、合宿はとっても充実していて大満足な時間でした。
初めての場所で初めましての人たちとの交流も、私にとってはワクワクする時間でした。

でも、もしかすると気づかないうちに多少のストレスはあったのかもしれません。
自分では「大満足」と感じていても、心と体は「非日常」と「濃い時間」に
疲れとストレスを感じていたのかもしれません。

「結婚」や「昇進・昇給」など一見喜ばしいことでも
ストレス度はけっこう高くなることが、知られていますね。

橋本病を持っている私は、毎回、東京から帰ってきた翌日は完全オフにしています。
今回も、金曜は何も入れずに、(とは言っても母のところには行ってきました)
ぼーっとしたり横になったりして疲れを癒していたつもりです。

でも、体は正直だったんですね。
「まだ疲れているよ」「すごく疲れたんだよ」「ちゃんと気づこうよ」と、サインを出してくれたようです。

気づいたのが土曜日だったので(どうして病気って休診日に発症するんでしょうね)
月曜に病院に駆け込むまでは自分で何とかしなければなりません。

痛む足や体全体に「ごめんね」「頑張ってくれてありがとう」などと言葉をかけながらさすったり、
好きな香りをかいだり、好きな音楽を聴いたり(この時にはクラシックが聴きたくなりました)、
大好きな「イチゴ大福ケーキ」を食べたりして、自分をいたわりました。

すると、日曜には症状がほぼ治まりました。
病院に行く必要もなくなりました。
体が機嫌をなおしてくれたようです。

5月に入りました。
有名な「5月病」は、新入生・新社会人に関連して取り上げられます。
新たな環境に置かれた若い人には最新の注意を払ってあげることはもちろんのこと、
一見そんなストレスはなさそうなあなたや周りの人にも、
もしかすると気づかないうちにストレスや疲れがたまっているかもしれません。

気をつけてあげてください。
ご自分や大事な人の「心」と「体」をいたわってあげてくださいね。